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Sense
台所から生まれる自由と、本質への渇望
「秘密の台所」のカウンターを支配しているのは、目に見えるレシピではない。その根底にあるのは、15年のキャリアで培ったプロフェッショナルな視点と、対極にある、衝動的でパーソナルな「好き」という感情の絶妙なバランスである。 後編では、店主の内面にある美学、そしてワインという巨大な潮流に対する彼の「誠実な向き合い方」を、1対話から紐解いていく。 開店を遅らせてまで会いに行った、造り手の「詩」 「ちょっと […] -
Column
きっかけシリーズ|白酒って知ってますか?
こんにちは。なかむらかほです。今日は、最近知ってすっかりハマっている「白酒(バイジュウ)」について書いてみようと思います。 「白酒(バイジュウ)」との出会い みなさん、白酒って知っていますか?私も、半年くらい前までは「バ」の字も知らなかったです。最初に白酒を飲んだのは、友達の家でした。何杯かお酒を飲んでいい気分になっていたところで、友達が「秘伝のお酒や!飲んでみ!」と出してくれたのが白酒でした。お […] -
Column
インターネットの海は青く見えるけど、隣の芝はあなたにとって必ず青いわけじゃない
今週も大インターネットの海では、何度目かわからなさすぎるほど繰り返されている水は無料なのか論争や、備品(かどうかわかるかあやしいもの)を持ち帰るなとか、買った食べ物は誰がどうしてもいいんじゃないの大戦争が勃発しており、移動中の暇つぶしに事欠くことがありません。 まずは水が無料かどうかですが、そんなもん店による、です。こういうのって例えを出すとすぐに反例をだしてきて、いやここはこうだったからお前の言 […] -
Column
壱岐焼酎の“昔”ではなく“今”を飲む、ということ
壱岐焼酎の伝統を、未来の一杯に変える。重家酒造という蔵の魅力。正直に言うと、僕はこういう蔵に弱いんです…。 ただ古いだけじゃなくて、ただ真面目なだけでもなく、ただ革新的なだけでもない…。歴史を背負っているのに、ちゃんと前を向いていて、伝統を守っているのに、表現は止まっていない…。そういう蔵に出会うと、つい語りたくなってしまいます。 長崎県・壱岐島の重家酒造は、まさにそんな蔵です。 歴史を背負いなが […] -
Pairing
今日は、「いつも」を「いつもじゃない」で楽しみたい気分の日。
知っている食材や料理で飲むのでは、今日は少しだけ物足りない。安心はあるけれど、そのままでは何か違う。新しいものを探すほどの気分でもないけれど、同じものをそのまま食べる気分でもない。 そんな日は、「いつも」の角度を変えてみる。 いつもの食材に、少しだけ○○を混ぜる夜 大きく変えなくていい。ほんの少し、文脈をずらすだけでいい。「和」を混ぜる。 スパイスを重ねる。 イタリアンに「東南アジア」を差し込む。 […] -
Scene
今日は、よく知る料理を違った角度で楽しみたい気分の日。
今日は、会社の同僚とごはん。ただ、仕事終わりではなくあえて休日に気になっていたお店に行ってみる。ただの飲みではなく、「価値観が合う人と、ちょっと面白い体験をしたい」そんな気分だった。 「春巻き専門店」 お店を最初見つけたとき、春巻き専門店?しかも春巻きで呑む?「そんな贅沢していいんですか」という衝撃。「いいですよ。」と予約確定がそっと肯定してくれた。 気になりすぎて、「わざわざ行ってみよう」とな […] -
Column
東のコの字カウンターで愛を叫ぶ
大林で酒を呷りながら、これを書いている。少し酔っているくらいが、頭の力が抜けて、本音がするすると出てくる気がする。おゆるしください。 東京は、おしゃれな店がいっぱいある。 そういう店へ行くと、なんだか品定めされているような気がして、カウンターのハイチェアでお尻のベストポジションを探す。へんなところに力が入って、ぎこちなく背筋が伸びる。自分だけが場違いで、浮いているようで、居場所がないと思ってしまう […] -
Column
そもそもコスパって「なん」で「誰が言ってんの」?
こんにちは。なかむらかほです。今日は、「コスパ」というテーマについて書いてみます。皆さんが思うコスパってなんですか。 よく言うコスパの定義(なかむら視点) まず、言葉を省略せずにいうとコストパフォーマンスと言いますね。コスパがいいとは、払ったお金に対して、自分が得ることができた納得感の大きさが一番しっくりきます。一方で、コスパが悪いというのは払ったお金より、得たものがなかった感覚ではないでしょうか […] -
Column
それっておいしいですか?って聞きたいなら、自分が何を食って飲んだか1週間分は覚えておいた方がいい
おはようございます!1週間経つのが早すぎて、目がまわりそうです。実際に目が回る場合には、重大な病の始まりである可能性があるので、病院へ行くことをおすすめします。 なんだかなあ、と思ったときに駆け込みたい酒場。みなさまにはあるでしょうか。僕には何軒かあります。一人で飲みたくないが、人に話は聞いてほしい。そんなときに機能するのが、そんな酒場です。 いや、もっと極論を言えば、話なんて一つもしなくていいん […] -
Column
クラフト焼酎を難しくしているのは、たぶん焼酎じゃない
クラフト焼酎に少し興味はあるけど、なんとなく手を伸ばしづらい…そんな感覚、たぶん珍しくないと思います…強そうだし、通っぽいし、詳しい人が飲むものっぽい…メニューに並んでいても、ワインみたいに気軽に「今日はこれにしてみようかな!」とはなりにくい…芋、麦、米とか書かれているだけで、なんだか身構えてしまう…そんな距離感が、クラフト焼酎にはまだある気がしてますその日の気分に合う一杯を、もっと素直に選びたい […]