どこでなにを飲むのがお好きですか

好きなお酒はなんですか、と聞かれることがちらほらあります。

なんとなく場の雰囲気にあわせて、いやあやっぱりビールですねえ、と言ってみたり、そりゃあもちろんお茶割りですよ、と答えてみたり、詳しくないですがワインっていいですよねえ、と返してみたりしますが、つまるところ、私には好きなお酒というものがないのです。

そんなばかな!
そんなに毎日のんでるのにどういうことですか?と思われそうですが、私が好きなのは酒ではなく酒場なのです。
酒を飲む場所を愛しているのであって、場所には場所ごとにあうお酒がある。
赤提灯でワインは飲まないし、ワインバーでホッピーは飲まない。もちろん頼めば出てくる店もあるでしょうが、どうもそんな気分にはなりません。

冒頭の質問に立ち戻ると、つまりその人と今後どこで飲むか、ということにつながるのです。
好きなお酒として答えたものが飲める場所にいきましょう、と。ですから相手の顔見て返事を変えます。

では次の質問はどうでしょう。
好きなビールはありますか。ありますよ。
好きな焼酎はありますか。もちろんあります。
ここでその具体の銘柄をだすことはしませんが、それは嗜好品ですから当たり前に好き嫌いがあります。
いや〜これ好きだなあ!とワクワクするものに出会ったときほどうれしいことはありません。

え?やっぱり好きな酒あるじゃないですか!なんで最初から答えてくれないんですか。
となった方は、また別の日に酒でも交わしながらお話しできたらいいですね。

良い酔いを探すには、好きなお酒がどうして好きなのか、なにとあわせたいのか、誰と飲みたいのか、どこで飲みたいのか、そんなことも考えた方がより楽しいとおもいます。

さて今週のヨヨイノヨイは。先週から連日連夜の飲みの席、そろそろ血液型が甲類になってしまうんじゃないかと不安になって参りました。
でもそこで決まることもたくさんあったりするんですよね。かけがえのない時間なのです。

帰り道、いやあ今日はちょっと小腹が減りすぎてしまってるかもしれないな!と吸い込まれるステーキ屋。
店主は目があうなり頼んでもいないのにこのカップ酒の赤ワインを出してくれます。
ここの肉にはこの酒が一番。と僕が思っていることを店主が覚えてくれていてありがたい限り。
それではまた来週!

この記事を書いた人

逸見愚栄(へんみ ぐえい)