​透明なグラスに、ときめきを注いで。私たちが「酎酎トレイン」を走らせる理由

ふぅ、と深呼吸して、自分に戻る時間。
がんばった一日の締めくくりや、のんびり過ごす休日の、心がふっとほどけていく愛おしいひととき。

そんな心地よい夜のお供に、みなさんは普段、何を選びますか?
ナチュラルワイン、クラフトビール、それとも可愛い缶サワー?
​もしそこに、新しく「焼酎」という選択肢が加わったら、夜はもっと愛おしく、もっと楽しくなる。

私たち『bacchante(バッカンテ)』は、今、本気でそう思っています。​

「おじさんのもの」にしておくのは、もったいない​

焼酎と聞くと、もしかしたら少し身構えてしまうかもしれません。
​「アルコール度数が高くて、すぐに酔ってしまいそう」
「なんだか渋くて、おじさんたちが飲むお酒じゃない?」​そんなイメージ、ありますよね。​
もちろん、赤提灯の下で気取らずにワイワイ飲む焼酎も最高です。
あの温かくて飾らない空気は、日本の大切なカルチャー。
でも、それだけで終わらせてしまうのは、本当にもったいないのです。​

ワインには土地の個性を表す「テロワール」という言葉があり、クラフトビールにはおしゃれな「ブルワリーカルチャー」があります。
日本酒を飲むときも、造り手のこだわりやペアリングを語るのがすっかり楽しくなりました。​実は、焼酎にもそれ勝るとも劣らない、豊かで、ときめくような物語がたくさん隠れているんです。

​まだ言葉になっていない、愛すべき余白​

私たちが全国の蔵を訪ねる中で目にしたのは、ただの「アルコール」という言葉では片付けられない、愛おしい景色でした。
​・一晩中眠らずに、我が子を育てるように麹(こうじ)と向き合う蔵人さん
・一本の美味しいお酒のために、何十年も試行錯誤を続ける杜氏(とうじ)さん
・大きな困難にぶつかっても、諦めずに「もう一度造りたい」と立ち上がった人々
・家族で代々受け継いできたバトンを、大切に次の世代へ渡そうとする姿

​焼酎は、単なる飲み物ではありません。
そこには、造り手たちの「人生そのもの」が溶け込んでいるのです。​
それなのに、その魅力はまだ世の中に十分な言葉で届いていないように感じます。​

・使われている麹の違い
・伝統的な蒸留の方法
・その土地で育った原料と、澄んだ水
・造る人のあたたかい想い​

私たちは、この「まだ言葉にされていない、素敵な余白」を、私たちの手で丁寧に編集して、みなさんにお届けしたい。
それが、bacchanteが今、焼酎に取り組む理由です。

​「美味しい!」だけでも、十二分​

お酒を飲むのに、難しいお勉強は一切いりません。
まずはお気に入りのグラスに注いで、ソーダで割って、「あ、これすっごく美味しい!」と感じるだけで、もう100点満点です。
いや、それ以上です。
​そこから、ほんの少しだけ好奇心が湧いたら、「これ、どんな人が造っているんだろう?」と、ボトルの向こう側を覗いてみてください。​

逆に、私たちの記事を読んで、「この蔵元さん、なんてチャーミングで素敵なんだろう!」と恋に落ちて、「この人が造る焼酎を、今夜は飲んでみたいな」と手に取ってみる。そんな順番でも、もちろん大歓迎です。​

・味から、人へ。
・人から、味へ。…
​入り口は、どこからでも、どれだけあってもいい。 
初めて焼酎を飲む人も、お酒が大好きな玄人さんも、誰も置いていかない。それぞれが自分だけの「心地よさ」を見つけられる場所を作りたいのです。

​長い旅の名前は、「酎酎トレイン」

​この企画は、流行りを追いかけるだけの短い「特集」ではありません。
1年、2年、そして10年。…
私たちは長い時間をかけて、全国の魅力的な蔵をゆっくり、じっくりと訪ねていきます。
​流行り廃りに流されない、焼酎文化を未来へ残すための、温かいアーカイブを作りたい。

そんな私たちの長い旅を、少しお茶目に「酎酎トレイン(ちゅうちゅうとれいん)」と名付けました。​
この列車が、最終的にどこへたどり着くのかは、私たちにもまだ分かりません。
途中で寄り道をしたり、停車駅で色んなものを乗せてみたり、途中下車した駅で新しいものに出会ったり、行きたい場所が変わったりすることもあると思います。
でも、それでいい。なぜなら、焼酎には一つの「正解」なんてないからです。十人いれば十通りの、その人にとっての「良い酔い」がある。それがこのお酒の、一番の優しさなのだから。

​一緒に、心地よい風に吹かれに行きませんか​

bacchanteは、「これが正しい飲み方です」と教えるような、お堅い先生にはなりたくありません。
みなさんと一緒に「これ、面白いね!」「美味しいね!」とグラスを傾けながら、まだ誰も知らない焼酎のときめきを探しに行く、そんな隣人でありたいのです。

​今夜は、少し肩の力を抜いて。
お気に入りの音楽を流しながら、焼酎をソーダで割って、一口。​
私たちの出発進行のベルは、もう鳴っています。
良い酔いの源流を辿る、ゆるやかで愛おしい旅。​

さあ、あなたも一緒に「酎酎トレイン」に乗ってみませんか?

​bacchanteがときめきを運び、皆様と肩を抱き合い熱い”酎酎トレイン”をjust nowでしたいと思っています!

(歌詞一部抜粋)

この記事を書いた人

なかむらかほ