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冷たいお酒に少し疲れたら——夏の二杯目は、お湯割りでいい
夏の夜、飲食店に入ったら、最初に頼みたくなるのは、やっぱり生ビールやハイボール、レモンサワーといった、キンキンに冷えた一杯です!外を少し歩いただけで汗がにじむような暑さの中、結露したグラスに手を伸ばし、喉を鳴らして飲む…あの瞬間は、やっぱり最高です僕も「夏だけど、最初からお湯割りを飲みましょう!」なんて、野暮なことを言いたいわけではありません。最初の一杯は、思いきり冷たくていい‼︎ただ、二杯、三杯 […] -
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一杯を知ると、遠い街が少し近くなる。8月8日は球磨焼酎の日
少し前、三軒茶屋で、熊本県人吉市の寿福酒造場さんの焼酎を囲むセミナーを開きましたそのときに飲んだのが、米焼酎「武者返し」のお湯割りです湯気の向こうから立ち上がってきたのは、強いアルコールの香りではなくて、炊きたてのおにぎりのように感じられました…温かいご飯の甘い香りが、ふわっと広がっていく…「焼酎って、こんな香りがするんだ」そんな小さな驚きがありました造り手の話を聞きながら飲んでいると、グラスの中 […] -
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三軒茶屋の「茶」が、「酎」に見える夜
三軒茶屋の夜には、少しだけ余白があります。ただし、それは静かな余白ではありません… 駅前には人の流れがあり、車の音があり、明るい看板がある…古い店と新しい店が入り混じり、いろいろな夜が同じ場所に重なっている…少し雑多で、少し騒がしいでも、不思議とひとりでも紛れ込める…そのざわつきの中に、誰かの一言で夜の行き先が変わるような距離感があります。たぶん、クラフト焼酎のような酒は、そういう街の方が似合うの […] -
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街に傷ついたのに、また一杯に反応してしまった
街に傷ついたのに、また一杯に反応してしまった 八王子ナポリタンで、僕は一度だけ、街が動く瞬間を見ました。「八王子を、ナポリタン日本一の街にする」少し馬鹿げた言葉でしたが、その言葉が店を巻き込み、取材を呼び、誰かの昼ごはんになっていった… 食の名前が、街の見え方を変えることがある!僕は八王子で、その手触りを知りましたが、その名前を守ることはできませんでした…商標の問題によって、自分が育ててきた名前が […] -
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名前をつけた街で、名前を守れなかった
前回は、八王子ナポリタンが少しずつ街に広がっていった話を書きました…高尾山には人が来るけど、その人たちが八王子の市街地まで自然に足を伸ばすかというと、現実はそう簡単ではありませんでした…そこで僕は、八王子の街に立ち寄る入口として「ナポリタン」という名前を使えないかと考えました。 「八王子を、ナポリタン日本一の街にする」 今思えば、少し馬鹿げた言葉ですが、その少し馬鹿げた言葉が、街の中に会話を生みま […] -
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ナポリタンが街に火をつけた。そして僕は、まだ何も知らなかった
三軒酎屋の話をすると、たまにこう言われます。 「よく、そんなこと思いつきますね!」 三軒茶屋を、クラフト焼酎を語る街にする…飲食店を、ただお酒を出す場所ではなく、蔵元の思いや背景を伝える“注ぎ手”にしていく…街そのものを、クラフト焼酎の入口にしていく!たしかに、少し変なことを言っている自覚はあります!笑でもこの発想は、ある日突然、空から降ってきたものではありません。僕の中には一度だけ、「食の名前が […] -
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獣道の先にあった、心地いいカルチャー
最近、改めて思うんです…お酒の席で、私たちは何を飲んでいるのだろう?と… もちろん、グラスの中にあるのはお酒です…けれど本当は、その奥にある時間や、人の手の温もり、土地の記憶のようなものまで、少しずつ受け取っているのかもしれません。 毎年6月の第2日曜日。鹿児島・天文館には、全国からクラフト焼酎を愛する人たちが集まってきます… 目的は、ただ飲むためではありません!蔵元さんと、グラスを片手に語るため […] -
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クラフト焼酎は「ネクスト・メスカル」になれるか?──ローカル蒸留酒が世界に見つかる瞬間
クラフト焼酎は、ネクストメスカルになれるのか?ローカル蒸留酒が、世界に見つかる瞬間「クラフト焼酎は、ネクストメスカルになれるのではないか?」 最近、巷ではそんな噂が囁かれてますもちろん、これは単純に「メスカルが流行ったから、次は焼酎だ!」という話ではありません。そんなに都合よく、世界は動かない。でも、メスカルの歩みを見ていると、どうしても思ってしまうのです。ローカルな蒸留酒が、ある日突然、世界のバ […] -
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予定調和を壊す、三つの愛しきノイズ ―― 街をアップデートする「役割」の話
よそ者、若者、馬鹿者…三軒酎屋は、予定調和を壊す「愛すべきノイズ」でできている。街づくりや、何かが新しく始まる場所で、よく引き合いに出される言葉があります。 「よそ者、若者、馬鹿者が地域を変える」 正直に言えば、最初はこの言葉に少しだけ、トゲのようなものを感じていました…どれもどこか、日常の穏やかな輪郭を乱すような響きがあるからです。でも、三軒茶屋を「クラフト焼酎を語る街」にしようと動き続ける中で […] -
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“焼酎の街”ではなく“焼酎を語る街”をつくる理由
三軒酎屋の話をすると、「三軒茶屋を“焼酎の街”にしたいんですね?」と言われることがあります。確かに、方向としては限りなく近い…でも、僕が本当に目指したいのは、少し違っていて“焼酎の街”ではなく、“クラフト焼酎を語る街”だったりします… 「焼酎の街」と「焼酎を語る街」の違い この違いは、言葉にすると凄く小さく見えるかもしれませんが、中身は、かなり違います…“焼酎の街”という言い方だと、焼酎を飲める店 […]