11月も終わりになると、街歩きの途中で、温かいものが恋しくなります。
美味しそうなものを探して三茶をぶらぶら歩いていたら、湯気の立つお湯割りが目に入る…。
しかも、注いでいるのは、その焼酎を造っている蔵元さん。
そんな寄り道ができる場所を、今、準備しています。
11月28日(土)・29日(日)の「三茶縁日」で開催する「お湯割りミライ」。
今回は、その最初の回となるEpisode 0です。
お湯割りというと、飲み慣れた人が頼むもの、という印象があるかもしれません。
でも、焼酎をあまり飲まない方にも、ぜひ試してほしいんです。
お湯を加えると香りが広がり、口当たりが柔らかくなったり、甘みを感じやすくなったり…。
お湯の量や温度でも、味わいは変わります。
温かいカップを両手で包んで、まずはひと口。
「あれ、焼酎ってこんな感じなんだ」
そんな発見があれば嬉しいですね。
焼酎を飲みに来たわけじゃなくても
今回、僕が楽しみにしているのは、焼酎専門のイベントではないところだったりします。
三茶縁日は、商店街やクリエイター、街に住む人や働く人たちが一緒につくるお祭り!
今年は三茶エリアの10会場で、飲食やマーケット、音楽など、いろいろな催しが予定されています。
僕たちが参加するのは「ふわふわBASE」。
普段は駐車場として使われている「タイムズ太子堂 第9」に、子どもたちが遊べるふわふわ遊具や、食事を楽しめるスペースが登場する予定です。
その一角で、蔵元さんたちがお湯割りを注いでくれます。
子どもを遊ばせに来た人も、美味しいものを探している人も、焼酎を飲むつもりはなかったかもしれません。
でも、目の前で湯気が上がっていたら、ちょっと気になる。
「ここ、何を飲めるんですか?」
そんなところから話が始まってもいいと思うんです。
入場料も予約もいりません。
お湯割りは一杯700円。
ふらっと立ち寄って、一杯だけでも大歓迎です!
三茶の飲食店「太子堂かご」さんの協力で、鶏油和え中華の販売も予定しています。
鶏油和え中華を食べながら、お湯割りを飲む。
気づけば、駐車場でずいぶんくつろいでいる…。
そんな時間になりそうです。
鹿児島などで親しまれてきた酒席遊び「なんこ」も、体験できるように計画しています。
木の棒を使って数を当て合う遊びですが、お酒を飲まなくても楽しめます。
混ぜそばが目当てでも、なんこが気になって立ち寄るのでも構いません。
飲む人も飲まない人も、それぞれ楽しんでいる。
その隣で、蔵元さんとお客さんが話し込んでいる。
そんな縁日の一角にしたいですね。
一杯くらい、造り手に任せてみる
初めて見る焼酎が並んでいたら、どれを選べばいいのか迷うと思います。
名前を見ただけでは、味は分かりませんから…。
今回は、造っている人に聞けます。
「普段はハイボールが多いです」
「あまり濃くない方が好きです」
そのくらいの話から、おすすめを聞いてみてください。
飲んでみて美味しかったら、「これ、好きです」と伝える。
思っていた味と違ったら、それも話してみる。
お店に立っていると、こんなことがあります。
以前、僕がおすすめした焼酎を気に入ってくれたお客さんが、後日、友達を連れて来てくれました。そして、その友達に、
「薦められるまま飲めばいいよ!」
と言ってくれたんです。
これは嬉しかったですね。
自分が美味しいと思ったものを、友達にも飲んでほしい。
しかも僕に任せてくれるわけですから、ちょっと背筋が伸びます。
こういうきっかけを、酒場の外にもつくれないだろうか?
「お湯割りミライ」を考えた理由の一つです。
縁日で飲んだ焼酎を、後日、どこかの酒場で見つける。
「あ、これ、この前の三茶で飲んだやつだ!」
それまで知らなかったお酒でも、一度飲んで、造っている人と話していると、なんだか親しみが湧く。
次に頼む一杯も、少し選びやすくなる気がします。

いつか、11月の三茶といえば
今回をきっかけに、「お湯割りミライ」を続けていけたらと思っています。
冬が近づくと、三茶の街にお湯割りを楽しめる場所が現れる。
「そろそろ、あのお湯割りの季節だね」
いつか、そんな会話が聞けたらいいですね。まずは今年、ちゃんと楽しい2日間にしないといけません。
11月28日・29日。
三茶縁日を歩いて、美味しいものを食べたり、気になるマーケットを覗いたり。
その途中で少し肌寒くなったら、お湯割りを一杯。
普段は車が並んでいる駐車場で、温かいカップを手に、蔵元さんと話している。
「焼酎、あまり飲まないんですよね」
と言っていた人が、帰り道には、
「さっきの、また飲みたいね」と話しているかもしれません。
11月の三茶に、そんな一杯を。
【開催案内】
三茶縁日「お湯割ミライ」Episode 0
開催日: 2026年11月28日(土)・29日(日)
会場: タイムズ太子堂 第9(ふわふわBASE)
お湯割り: 一杯700円
入場無料・予約不要。 一杯だけでも歓迎です。
企画: 三軒酎屋/有限会社 五臓六腑
※現在、5蔵の参加を目指して調整中です。混ぜそばの販売、なんこ体験も計画しています。参加蔵元・提供銘柄・実施時間などの詳細は、決まり次第、三軒酎屋のSNSでお知らせします。

【三軒酎屋の中の人note】
