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焼酎の「新酒」って何が違うの?——縦くじらが届いた三茶の酒場から
三軒茶屋のカウンターで、ときどきこんなことを聞かれます 鹿児島の大海酒造から、「くじらのボトル 新焼酎」が届きました ラベルのくじらが縦を向いているので、通称「縦くじら」これがカウンターに並ぶと、今年も新焼酎の季節が来たなぁ…と感じます ただ、「新焼酎が入りましたよ」と言われても、普段あまり焼酎を飲まない方には、何のことだか分かりにくいですよね? 新発売のお酒なのかな?いつもの焼酎とは何が違うのか […] -
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「スピリッツ」って書いてあるけど、これ焼酎ですか?
三軒茶屋のカウンターで、ときどきこんなことを聞かれます 「これ、ラベルには『スピリッツ』って書いてありますけど、焼酎なんですか?」 焼酎だと思って飲んでいたのに、ラベルを見ると別の名前が書いてある途端に、ちょっと難しいお酒に見えてきます本格焼酎、スピリッツ、リキュール… もちろん、それぞれに理由があって、法律上の分類も大切ですただ、それを飲む人まで全部覚えなくてもいいんじゃないかと思うんですよねぇ […] -
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お茶割りくらい、自分勝手でいい!クラフト焼酎の「アップ・トゥ・ユー」
「お茶割りって、キンミヤとかでつくるものですよね?」 三軒茶屋のカウンターでクラフト焼酎のお茶割りを出すと、ときどきそんな言葉が返ってきます たしかに、東京の大衆酒場でお茶割りといえば、キンミヤ焼酎をはじめとする甲類焼酎がおなじみです クセが少なく、お茶の味を邪魔せずにすっきり飲めて、食事にも合わせやすいこれはこれで、東京の夜に根づいた、よくできた飲み方だと思います でも、クラフト焼酎でつくるお茶 […] -
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好きなお茶から、焼酎を選ぶ夜
東京の酒場において、烏龍ハイや緑茶ハイ・紅茶ハイ等、お茶割りは長く親しまれてきた存在です なかでもキンミヤのようなクセのない甲類焼酎は、お茶の香りを素直に受け止め、食事の横で気取らず飲める一杯として、日常の風景にすっかり根づいています もちろん、それはそれで素晴らしいお茶割りの姿です! けれど最近、改めて思うんです…原料や造り手の個性が残るクラフト焼酎とお茶が出会うと、お茶割りはまったく新しい表情 […] -
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今年の焼酎は、まだ土の中にある。
九月のこの季節、三軒茶屋のカウンターで、氷がグラスに触れる音を聞きながら、南九州の畑を思うことがあります… 早い畑では、さつまいもの収穫が始まる時期です夏のあいだ土の中で育ってきた芋が、掘り上げられる…まだまだ日中は暑いですが、それでも蔵にとっては、ここからが秋です 芋焼酎と聞けば、甕や蒸留器、蔵人の手仕事を思い浮かべる人が多いかもしれませんでも、今年の一杯の始まりは、もっと手前にあって、春に苗を […] -
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ダジャレは、クラフト焼酎の美しい玄関である「三軒酎屋」という言葉遊びの民族論
「三軒酎屋って、ダジャレですよね?」はい!ダジャレです…三軒茶屋の「茶」を、焼酎の「酎」に変えただけ我ながら、かなりのベタですでも最近、このベタさが案外大事なんじゃないかと思っていたりします日本には昔から、言葉の響きに意味や願いを重ねて楽しむという特性がありますおせちの黒豆は「まめに暮らす」、昆布は「よろこぶ」、鯛は「めでたい」冷静に考えれば、なかなかの言葉遊びですそれでも僕らは毎年、それを当たり […] -
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『芋焼酎、ありますよ』が、『この一本、面白いんですよ』に変わる夜…
飲食店やバーのカウンターで、よく耳にする「芋焼酎、ありますよ!」という一言… もちろん間違いではないのですが、どこかすれ違いのような寂しさを感じることがあります…僕たちがそこに求めているのは、単なる銘柄の分類ではなく、その一杯がまとっている気配のようなものだからかもしれません。 もしもそのとき、「この一本、実は杜氏さんが良い意味の変態で、畑の話からすごく面白いんですよ!」なんて言葉がそっと添えられ […] -
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「幻」のラベルをはがすとき――銘酒『村尾』が教えてくれた、手仕事の体温
「村尾」という名前は、ときどき少し、強すぎるように感じられます… お酒にそこまで詳しくない方でも、「なかなか手に入らない、すごい焼酎」というイメージを持っているかもしれません。入手困難、プレミア、幻の一本。そんな強い言葉が、どうしてもお酒の前に立ってしまう… 正直に言うと、鹿児島県薩摩川内市にある村尾酒造を訪ねる前の僕にも、どこかミーハーな期待がありました。あの村尾を造る蔵には、どんな秘密の製法が […] -
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冷たいお酒に少し疲れたら——夏の二杯目は、お湯割りでいい
夏の夜、飲食店に入ったら、最初に頼みたくなるのは、やっぱり生ビールやハイボール、レモンサワーといった、キンキンに冷えた一杯です!外を少し歩いただけで汗がにじむような暑さの中、結露したグラスに手を伸ばし、喉を鳴らして飲む…あの瞬間は、やっぱり最高です僕も「夏だけど、最初からお湯割りを飲みましょう!」なんて、野暮なことを言いたいわけではありません。最初の一杯は、思いきり冷たくていい‼︎ただ、二杯、三杯 […] -
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一杯を知ると、遠い街が少し近くなる。8月8日は球磨焼酎の日
少し前、三軒茶屋で、熊本県人吉市の寿福酒造場さんの焼酎を囲むセミナーを開きましたそのときに飲んだのが、米焼酎「武者返し」のお湯割りです湯気の向こうから立ち上がってきたのは、強いアルコールの香りではなくて、炊きたてのおにぎりのように感じられました…温かいご飯の甘い香りが、ふわっと広がっていく…「焼酎って、こんな香りがするんだ」そんな小さな驚きがありました造り手の話を聞きながら飲んでいると、グラスの中 […]