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Column
とりあえずとか言うくらいならそんな酒飲むな!
今日はなにから飲もうかな。 毎日、あるいは週に3日、それとも1ヶ月に1回なんて人もいるでしょうか。これから始まるめくるめく飲食体験にダイブする、貴重な一口目を決める。そのもう一歩手前のこと。ついつい疲れているときに言ってしまう呪いの言葉が「とりあえずビールで」です。 はや20年ほど前でしょうか。学校の授業で、次の回答者を前の回答者が選ぶ、というルールを採用していた先生がいました。そのときになんとな […] -
Column
焼酎の「顔」が見える夜、その入り口に立ってみる
最近、知り合いからこんなことを聞かれました… 「焼酎のイベントって、やっぱり詳しくないと楽しめないんでしょうか?」 その気持ち、よく分かります。広い会場にずらりと並ぶ一升瓶、首からグラスを下げた愛好家の方々、そして法被姿の造り手たち…。 なんだか「正解」を持っていないと、その輪に入ってはいけないような、そんな気後れを感じるのは仕方ないかも知れません… もちろん、お酒の知識があるに越したことはないの […] -
Scene
今日は、選び方を楽しみたい気分の日。
この日は、知り合いと飲んでいたときに「最近よかったお店」として教えてもらった一軒。行きたいお店が山ほどある中、なぜか優先順位がぐんと上がって今日はこのお店にしようと自然に決まった。 こういうとき、ありませんか。理由はうまく言えないのに、「今日はここがいい」と自然に決まる瞬間。 銀座という違和感 場所を調べると、「銀座」一瞬戸惑う。私にとって銀座は、何か理由がないと行かない場所。でも今回はそんな気分 […] -
Column
「おかわりください」のお品書き-愛おしい未練について
はじめまして、「おかわりください」と申します。 嘘みたいな本当の話ですが、この度、定期的に文章を書く機会をいただいてしまいました。くらくらしています。もちろん素面です。編集の方に「好きなように書いてください」と言っていただいたのですが、そんなことがあっていいのでしょうか。不安と、どきどきと、わくわくと。いろんな感情が入り混じる春です。どうか、気楽に読んでいただけたらうれしいです。 僭越ながら、少し […] -
Sense
秘密の台所 SCENE|「もう余韻」お店で既に呟いてるそんな酔い
お店を見つけた瞬間から、不思議な感覚だった。どんな展開になるのか分からない。でも、どこかで確かに興味がそそられている。まるで、謎を解きにいくような感覚。 おじゃまします。 神楽坂の賑わいの中を歩きながら、近づくにつれて思う。 「こんな場所にあるの?」 そう、ここは“秘密の台所”だから。人の秘密基地に入り込むような感覚。え、入っていいの?本当にここで合ってる?そんな少しの不安と、確かなワクワク感。思 […] -
Sense
秘密の台所 第1回|街を渡り歩く「秘密の台所」
間借りというかたちで夜に現れる、移動型の一軒 神楽坂、大井町、祐天寺。東京の中でもそれぞれに異なる表情を持つ街に、同じ名前の店が現れる。「秘密の台所」。 ただしこの店は、特定の場所に常設されているわけではない。普段はそれぞれ別の業態として営業している飲食店の休業日や空き時間を活用し、間借りというかたちで営業するスタイルをとっている。営業日は限られ、場所も固定されない。曜日ごとに街を移動しながら営業 […] -
Sense
Sence(感じる)の取扱説明書|味覚だけでなく“五感“で選ぶために
Sence(感じる)記事を読む前に bacchanteのSence記事は、いわゆるお店のインタビュー記事ではありません。一押しメニューの紹介や新店舗の情報、系列店のまとめのような“点の情報”をインタビューして伝えるものでもありません。お店の情報を増やすための記事ではなく、その場で感じたことや、次の日まで残る“余韻”を言葉にするための記事です。「なんとなく落ち着いた」「なんだかまた行きたくなる」そん […] -
Column
なぜ「良い店」のはずなのに満たされないのか
おはようございます。こんにちは。こんばんは。なかむらかほです。コラムのときはひらがなで「なかむらかほ」として書かせていただきます。さて、はじめてのコラムなので、少しだけこの場について書かせてください。 コラムについての想い この編集長のコラムはあくまでも「私の視点。」で書いています。正解を提示するものでも、何かを批判するものでもありません。「私はこう感じた」「私はこう考えた」という記録です。もちろ […] -
Column
溶時酒景記書き初め
バッカンテ、ウェブ版での復刊おめでとうございます!この新シーズンの始まりの瞬間から、こうしてご一緒できることを、心よりうれしく思います。 全体に掲げるテーマは「良い酔い」だそうです。よよいのよい! 良い、ってなんでしょうか。質が高い、上等、美しい、すばらしい、身分が高い、栄えている、すぐれている、効き目がある、満ち足りている、しあわせ、さしつかえない、ゆるせる。なにがしが高い、という物理的だったり […] -
Column
三軒茶屋が、三軒酎屋になるまでの話をはじめます
三軒茶屋の夜には、少し不思議な余白があります…駅前はにぎやかなのに、一本路地に入ると、急に空気がやわらぐ。誰かと賑やかに飲む店もあれば、カウンターで静かに一杯傾けられる店もある。気取らなくても、それぞれの夜の居場所が見つかる。三軒茶屋は、そんな街だと思っています… 三軒茶屋という街にある“余白” だからこそ、ずっと考えていました。この街なら、ただ“飲む場所”としてではなく、お酒の楽しみ方そのものを […]