こんにちは。
なかむらかほです。
今日はGWに旅をしてきた蘇州について3記事に渡りお届けしようかなと思います。
1記事目は、中国に対する固定観念が崩れていく話について。
「知っているはずの中国が、全然知らなった。未知の知はこんなにも面白い。」
そんな感覚になった、中国での体験を綴ろうと思います。
中国に対して、どんなイメージを持っていますか?
皆さんは、中国にどんなイメージがありますか?
広い質問ですが、どんな場所で、どんな情報を受け取ってきたかによって、持っているイメージはかなり違うと思います。
私自身中国本土に行くのは今回が初めてでした。
ただ、大学では中国語を第二言語にしていたことや、仕事で日本にいる中国の方と関わる機会もあったこと。
そして、日本食では味わえない「ガチ中華」が好きだったこともあり、中国という存在自体はそこまで遠くありませんでした。
ですが、行く前の中国へのイメージは、正直全く想像できずかなりぼんやりしていました。
最先端なのか。昔ながらの街並みが残っているのか。
今回訪れたのは、「上海」や「北京」のよく耳にする場所ではなく「蘇州」。
SNSやネットで調べても多くの情報がなく”水の都と呼ばれ、庭園や文化遺産が多く残る街”という情報くらい。
でもだからこそ、「いざ行かん!」という気持ちで入国しました。
古都の街並みが残る中国
宿泊したホテルの窓からは庭園が見え、徒歩数分の場所には歴史を感じる建物の数々。
中国の歴史映画の中に入り込んだような感覚で「キングダム」や「三国志」のような世界観で圧巻でした。
街をぶらぶらして印象に残っている場所を幾つか紹介します。

ひとつが「十全街」
日本でいう竹下通りのような雑貨屋さんや飲食店が並び、中国の若者文化を感じられる場所。
中国でもパン屋さんが少しづつ広がってきているようで、私はしれっと中国版「パン活」に成功。
たまたま見つけたパン屋さんに入り、嬉しくなりあれよあれよとトレイの上にパンたちを並べる。
どこの国に行っても、結局パン屋さんに吸い込まれていく、もはやパン狂いです。

そして「平江歴史街区」
運河沿いに石畳の小道が続き、その周辺にはお店がずらっと並んでいます。
蘇州の伝統的なお菓子から最新の人気スイーツまでいろいろ揃っています。
道を歩けば、アイス屋さん・お菓子屋さん・お酒屋さん・飲み物屋さんがあります。
蘇州グルメを楽しんでもよし、中国酒を買ってもよし、水郷巡りをしてもよし。まさに三方よしの街並み。
もちろん私は、中国酒の調達を。
試飲をたくさんしたのち、日本で味わったことない、まだ見かけたことのない白酒を購入。
白酒といえども種類は多く果てしない。
日本にある白酒はまだまだ活かされきれていないとこの旅で確信に変わってしまいました。



日本より近未来チックな中国
古都のような歴史的風景が広がっているかと思えば、支払いや注文システムは日本以上に発達しています。
中国では、基本的にキャッシュレス。
WeChat PayやAliPayという、LINEとPayPayが一緒になったようなシステムがあり、 これがなければ本当に生活できないレベル。
旅の途中、うまく決済できないタイミングがあり危うく喉カラカラで倒れそうになりました(笑)。
「現金ありますか?」ではなく、「QRありますか?」の世界。
そして交通。中国では、 “車とバイク > 人”。
日本の「歩行者優先」の感覚でいると普通に危ない。
でもその一方で、電気自動車の普及率はかなり高く、思っていたより空気も悪くない。
自動運転もかなり進んでいるらしく、技術面では“未来感”がすごかった。
ショッピングモールでは、中国メーカー「Xiaomi(シャオミ)」の車にも試乗。
(何をしてるんだって感じですが…。) フォルムもかっこよく、座席のクッションも快適。
実家が自動車屋ということもあり、車にはちょっと興味があるのですが、ペーパードライバーの私でもテンションが上がりました。
あと地味に感動したのが、信号のカウントダウン。「あと何秒で変わる」が分かる。
せっかちな私には最高でした。 日本も導入してほしい。切実に。
日本でいうと京都にもどこか近しい街並みも多くあり親近感とこんな近いところで古都と最新の街並みが共存していることに驚きを隠せませんでした。

怖いと思っていたのは自分だけだった
ところで、皆さんは中国語を聞いたことがありますか。
日本でも電車の中でもよく耳にしますが、勢いが強く聞こえることが多い。
実際、中国滞在時の会話でもコチラが発したことに「はあん?」って真顔で言われることも多く、飲食店では円滑に注文できず、意思疎通ができないことを怒られているように感じていました。
ただ、アテンドしていただいた中国の知人に話すと中国語の「はぁん?」は、「え?もう一回教えて?」という意味らしい。
つまり怒っているのではなく、 “理解しようとしてくれていた”だけ。
それを知った瞬間、聞こえ方が一気に変わりました。
そういえば昔、 私も関西弁で「ちゃうっちゅーてんねん!」と言って、関東の友達に「怖い」と言われたことがあります。その時の感覚と一緒でヒヤっとした。自分では、「違うって言ってるじゃーん」くらいの感覚だった。
使い慣れていない言葉は、 いつも以上に強く聞こえる。
使い慣れていない言葉が招く誤解。
でも、その背景を少し知るだけで、感じ方は全然変わる。
そんな瞬間でした。

最強你好(ニーハオ)
あと、中国で大活躍したのが「你好(ニーハオ)」。
初は「こんにちは」だと思っていたのですが、実際にはもっと万能。
料理を持ってきてくれる時も、お店に入る時も、何か声をかける時も「ニーハオ」。
英語がほとんど通じない場面も多かったですが、ニーハオだけで何とかなる瞬間がたくさんありました。
拍手喝采。你好大活躍!
「知らない」は距離をつくる
中国/蘇州で感じたのは、「知らない」は距離を作るということでした。
でも逆に、 少し知るだけで、ぐっと距離は一気に近づく。
怖いと思っていたものが、優しく感じられるようになる感覚。
遠いと思っていた文化が、急に親近感を持ちはじめる。
今回の心残りは、中国ワインが飲めなかったこと。
臭豆腐が食べられなかったこと。
そして、公園で運動ができなかったこと。
(テレビでよく見る器具を使って、公園に来ている人と一緒に運動したかった。)
そんな名残り惜しさは次回の中国旅にでもとっておきます。
これがなんかいいなと思った方、もうあなたはbacchante。