こんにちは。
なかむらかほです。
今日は、最近知ってすっかりハマっている「白酒(バイジュウ)」について書いてみようと思います。
「白酒(バイジュウ)」との出会い
みなさん、白酒って知っていますか?
私も、半年くらい前までは「バ」の字も知らなかったです。
最初に白酒を飲んだのは、友達の家でした。
何杯かお酒を飲んでいい気分になっていたところで、友達が「秘伝のお酒や!飲んでみ!」と出してくれたのが白酒でした。
おちょこみたいな小さな杯で渡されて、「こんな飲み方をするんだ」と思いました。
ただ、白酒ストレートを口につけた瞬間「ピョーーー」となりました。
(感想はご想像にお任せします。)
なかなか強いお酒で進みませんでした。ごめんなさい白酒さん。
白酒(バイジュウ)の簡単な説明
白酒は中国の伝統的な蒸留酒です。
アルコール度数は高めで、香りや味わいの個性が非常に強く、同じ白酒でも印象が大きく違います。
中国の地域ごとに文化的な意味合いも異なり、単なる飲み物ではなく、関係性や文化を築く存在という点では、日本のお酒と似ている部分がありますね。
焼酎に近いとも言われますが、それだけでは表現しきれない独特さがあり、香りや広がり、余韻に強い個性を感じるお酒です。
印象が変わった経験
そんな第一印象だったので、「今後はあまり飲まないのだろうな」と思っていました。
ところがどっこい、その印象が変わる出来事がありました。
ずっと気になっていた、東京に多く店舗を構えている「味坊」に行った時です。
なんと白酒のソーダ割りがありました。試しに頼んでみると、もちろん白酒が持っている個性はちゃんとあるのに、ソーダで割ることで香りがふわっと開いて、桃のようなニュアンスを強く感じました。
鼻の奥をすっと抜けていく感じがとても心地よくて、「強いお酒」だったはずの白酒が、一気に「香りを楽しめるお酒」になったのです。
しかも、それが味坊の香辛料のきいた料理と相性がバッチグー。
口の中で香りが立って、料理のスパイスとぶつかるのではなく、むしろ広げ合っているような感覚。
この瞬間に、「白酒を日本で伝えるのは私だ」と、思い今日このコラムを書いています。
最初に飲んだときには「強い」「もうあかんかも」と思ったものが、飲み方や場所、合わせる料理が変わることで、「こんなにも印象が変わるのか!」という経験をしました。
1回目の印象だけで終わらなかったこと。
2回目で全く違う景色が見えたこと。
これはお酒に限らず、いろんな物事に通じる気がしています。
・最初は分からなかったものが、少し知ることで面白くなる。
・前は受け取れなかったものを、次は受け取れるようになる。
この感覚を体験できるっていうことは人として成長させてくれる一歩な気持ちもします。
私はこういう感覚がすごく好きです。
その後も、東京で白酒を飲める場所を探し、赤坂にある「酒白白Jiu Bai Bai」というお店を見つけました。
中国酒に特化しているお店で白酒や黄酒の飲み比べという楽しい経験をしました。
同じ飲み物でも全然味わいが違う。入っているボトルも個性的で、性格がちゃんとある。
店主さんからは、中国酒の文化や作り方の話をたくさんお伺いし、新しいことを知ることができた喜びと充実感。
中国酒の可能性をさらに感じました…


中国/蘇州へ旅に出る
話は少し変わりますが、たまたま知り合いが中国で仕事をしている関係で、GWに中国の蘇州へ行くことになりました。
「中国」「蘇州」と聞いても、ぱっと具体的なイメージが浮かばない方も多いかもしれません。
実際、私もそうです。
旅行に行くのであれば、イメージがつく安心できるところに行ってみたいなと思うことが多いです。
せっかくお金を出すのであれば失敗したくないし、分かりやすく楽しめそうな経験をしたほうがいいのかなと思ってしまいます。
でも、知らないことって、それだけで遠いもののように感じてしまう一方で、知った瞬間に一気にぐっと近づくことがあります。
固定観念が少し崩れたり、「もっと知りたい」が生まれたり、新しいことに触れた満足感が残ったり。
知ることは、単純に情報が増えるだけじゃなくて、自分の感覚が動くことなんだと思います。白酒も、私にとってはまさにそういう存在でした。
知らなかったからこそ出会えた驚きがあって、知ったからこそもっと深く入りたくなった。
蘇州では、きっと今の自分ではまだ想像できない景色や味や空気に出会えるんじゃないかと思っています。
白酒をきっかけに広がったこの好奇心を、今度は現地で自分の目で確かめて皆さんに届けたいなと思っています。
このコラムでも、蘇州で見たこと、感じたこと、味わったことを書いていけたらと思っています。
では行ってきます!
